人民日報社説、発展は新たな五ヵ年計画の良いスタート 印刷
2010年 12月 13日(月曜日) 15:41
中国共産党の機関紙「人民日報」は13日、来年から始まる「第12期五ヵ年計画」に関する社説を発表し、「第12期五ヵ年計画の良いスタートを切る ため、中央経済活動会議による来年の経済活動への要求を正確に把握した上で、科学発展というテーマと、経済発展モデルの転換を加速させることに重点を置く よう」、中国共産党の各級委員会と政府に呼びかけました。

更に社説は、「終わったばかりの中央経済活動会議は、過去5年間の経済活動をまとめた上で、当面の国内外情勢を科学的に分析し、来年の活動方針を打ち出した。これは、党の認識の一致、全国の力の結束に、非常に重要な意義を持っている」としています。

また、「会議が出した全体的な要求に沿って、マクロコントロールを強化し改善すると共に、農業の現代化を推し進めていく。経済構造に対し て行われている戦略的調整の加速、基本的公共サービスの整備、改革へのさらなる進化に力を入れて、新たな五ヵ年の経済発展のために良いスタートを切る必要 がある」としました、

さらに、共産党の各級委員会と政府に、「考えと行動の統一、改革の深化、地道的な活動展開、経済の安定かつ比較的な発展、社会の調和と安定に力を入れて、中国共産党建党90周年を迎えよう」と呼びかけました。