第3回中日韓文化閣僚会合、『奈良宣言』を発表 印刷
2011年 1月 19日(水曜日) 19:05

第3回中日韓文化閣僚会合が19日、日本の奈良で閉幕しました。会合では、中日韓三国の文化担当閣僚が中日韓三国の文化交流と協力について共通の認識に達し、『奈良宣言』に調印しました。

この『奈良宣言』によりますと、会議参加者は第3回中日韓首脳会談で発表された『中日韓2020協力展望』にある文化協力の強化に関する精神に基づき、5つの面での文化交流や協力を促していきます。この5つの面とは、文化芸術分野の交流を拡大し強化すること、文化遺産の継続と保護における協力を推し進めること、文化産業間の協力を強化すること、国民間の相互理解を深めること、それに今後は年に一度中日韓文化閣僚会合を行うことです。

今回会合は日本文部科学省の主催によるもので、中国の蔡武文化相、日本の高木義明文部科学大臣、韓国の柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光相がそれぞれ代表団を率いてこれに参加しました。