アフリカ自由貿易圏建設を支持し、中阿自由貿易協力を検討=外交部 印刷
2021年 1月 05日(火曜日) 22:08

報道によりますと、2021年1月1日、「中華人民共和国政府とモーリシャス共和国政府との自由貿易協定」が正式に発効、実施されました。また同日、アフリカ大陸自由貿易区も正式に実施されたということです。

これを受けて、外交部の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、中国・モーリシャス自由貿易圏が中国がアフリカ諸国と設立した初の自由貿易圏であることに触れたうえで、「この協定が期限通りに発効・実施されたことは、中国側が中国とアフリカの互恵協力を揺らぐことなく推進し、中国とアフリカの伝統的友好を深める立場を現しており、中国とアフリカの全面的戦略協力パートナーシップの中身をさらに豊かにした」と述べました。

また、華報道官は「中国側は引き続きアフリカ自由貿易圏の建設を支持するとともに、アフリカ諸国と中国とアフリカの自由貿易協力を検討していく」と述べました。そのうえで、アフリカ商品の対中輸出を拡大し、中国とアフリカの協力のモデルチェンジとグレードアップに新たな原動力を注ぎ込み、中国とアフリカ運命共同体の建設が絶えず新たな進展を遂げるよう推進していく考えを示しました。