河北省崇礼、冬季五輪後初の雪シーズンを迎える 印刷
2022年 12月 02日(金曜日) 00:35

北京冬季オリンピックの雪上競技の開催地の一つである河北省張家口市崇礼区はこのほど、大会開催後初の雪のシーズンを迎え、各スキー場が相次いで営業を開始し、各地のスキー愛好者を引き付けています。

国家クラスのスキー観光リゾートとして、崇礼では現在、大規模なスキー場7カ所が建設され、計162キロに上る169本のコースを有します。各スキー場はスキー愛好者に快適なスキー環境を提供するため、新型コロナ感染症対策として「スキー観光エリア」を設け、クローズドループ方式を採用しています。

雲頂スノーパークのハーフパイプ

その中で万龍スキー場は今年、関連施設を新たにアップグレード・最適化し、ナイターのライトシステムを改善し、ナイターで開放するコース数を増やしました。一番早く営業を開始した同スキー場は、初日に各地からのスキー愛好者500人以上を迎えており、最近の統計では1日当たりの入場者数は800人から1000人になっています。

一般的なスキー需要のほか、北京冬季オリンピック優勝者を生んだコースの体験なども来場者が目指すところです。雲頂スノーパークでは、ハーフパイプ、スロープスタイル、パラレル・ジャイアントスラローム、スノーボードクロス、フリースタイルスキー・モーグルの冬季オリンピックと同様の五つのコースが12月中下旬に一般公開されます。それに合わせて、面白い試合や競技などのイベントが催されるということです。