世界高速鉄道会議、12月に中国で初開催 印刷
2010年 7月 28日(水曜日) 14:42
中国鉄道省は28日、第7回世界高速鉄道会議が12月7日から9日まで北京で開催されることを明らかにしました。この会議がヨーロッパ以外で開催されるのは、初めてとなります。

世界高速鉄道会議は国際鉄道連合(UIC)の提唱によって1992年に始まりました。今回は「高速鉄道 環境にやさしい輸送の新しい使命を担う」 をテーマにして、高速鉄道の技術開発などについて話し合います。高速鉄道に携わる各国の経営者や学者らおよそ1500人が参加する予定です。

現在、中国大陸で運行されている高速鉄道の総延長は6900キロを超え、世界一となっています。1日当たりおよそ1000本の高速列車が運行されており、乗車率は平均して100%を超えているということです。(鵬)