京劇と鍼灸、人類の無形文化遺産の登録候補に 印刷
2010年 11月 11日(木曜日) 15:34

国連の関連機構が10日、中国の京劇と中医鍼灸が今年の「無形文化遺産」の登録候補に選ばれたことを発表しました。

今年は29カ国から47項目の「無形文化遺産」への登録申請があり、これには、日本の「組踊」(沖縄県)や「結城紬」(茨城、栃木両県)も含まれています。

また、中国の伝統的な木版活字印刷技術やウィグル族のマヒレイフ(歌と踊からなる民間芸能)などがユネスコの世界文化遺産の緊急保護リスト候補に選ばれました。

無形文化遺産の選考委員会は15日から19日にかけて、ケニアの首都ナイロビで審査会議を開き、最終的な登録項目を決定します。(翻訳:Katsu チェック:中原)