王外相、日本外相と電話会談 印刷
2016年 9月 15日(木曜日) 19:39

王毅外相は14日、要請に応じ、日本の岸田文雄外相と電話会談を行いました。

王外相は、会談の中で、朝鮮の核実験に反対するという中国の立場を改めて表明し、「中国は、国連安全保障理事会のメンバーと共に、朝鮮半島情勢の新たな変化に対して必要な対応を取っていく。各国が安保理という権威あるルートに注目するなか、中国は問題解決に無益な単独制裁には反対する」との姿勢を示しました。

王外相は、また「いなかる情勢の下でも、和平交渉への努力を放棄してはいけない。現在の状況は、対話の再開に差し迫った必要性を示している」と述べました。

王外相は、さらに「中日関係は今前進しなければ後退するしかないという時期にある。日本側が両国関係の改善にプラスとなる行いと、海上の安定に利する行いにできる限り努めるよう期待する」と述べました。