OPEC総会、減産合意の枠組みを議論 印刷
2016年 11月 30日(水曜日) 22:43
石油輸出国機構(OPEC)の総会が30日、オーストリアの首都ウィーンで開かれます。各加盟国は9月28日に達成した減産合意の枠組みを議論する予定です。現在のところ、各国は減産に対する姿勢や具体的な減産幅について意見が食い違っているということです。

今回の総会では、生産量の上限や各国の減産枠を決めること、生産量の長期的管理のために生産データの情報源を確認すること、武力衝突の影響を受けているリビアとナイジェリアの減産枠を調整すること、技術革新により生産量が大幅に増加している米国のシェールオイル業界の動向を評価することが主な議題となっています。