外務省、「台湾問題は極めて重要」と米関係者に喚起 印刷
2016年 12月 20日(火曜日) 10:53

華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、「アメリカ関連当局に、台湾問題が極めて重要でデリケートな問題であることを十分に認識した上で、関連問題に慎重に対処するよう求める」と表明しました。

報道によりますと、オバマ米大統領は次期大統領のトランプ氏に対し「台湾問題は中国にとって極めて重要な問題である」と伝え、「一つの中国」に対する政策を変えるに当たっては慎重に考慮するよう求めたということです。

これについて記者から意見を求められた華報道官は「『一つの中国』は国際社会の幅広い共通認識で、中国がその他の国々と関係を発展させる上での前提であり土台である。台湾問題は中国の主権と領土保全、および核心的利益に関わっている。中米関係において、これは最も重要で、最もデリケートな問題だ」と強調しました。