中国系ミャンマー工場で衝突発生 印刷
2017年 2月 26日(日曜日) 00:14
ミャンマーにある中国系の縫製工場で23日、現地職員による衝突が起きました。これについて外務省の耿爽報道官は24日、北京で開かれた定例記者会見で、「ミャンマー側に対し、ミャンマーの法に基づいて加害者を処罰するよう要求した」と明らかにしました。

また、耿報道官はミャンマーとの交渉について、「ただちに有効な措置を講じ、ミャンマー在住の中国人の安全と中国系企業の安全を確保し、加害者を処罰すべきだという考えをミャンマー側に伝えた。ミャンマー政府は、中国企業と中国人の安全と権益を守り、速やかな問題解決を約束した」と明らかにしました。

駐ミャンマー中国大使館の館員らは同日、衝突が発生した企業に赴き、被害に遭った職員を見舞うとともに、ミャンマーによる秩序回復を求めました。今回の事件を受けて、大使館はミャンマーの政府部門に対し、中国国民と駐在機関の合法的な権益の保護を要求しています。