<全人代>経済成長率目標は6.5%=政府活動報告 印刷
2017年 3月 06日(月曜日) 10:23

李克強首相は5日、全人代開幕式で政府活動報告を行い、今年の経済成長率目標を6.5%とすることを公表しました。

この目標について、李首相は「今年の経済成長率の計画目標は、経済法則と客観的実情に即したものであり、市場の期待に対するリードと安定化にも、構造調整にも有利なものであり、小康社会の全面的完成の要請にも適うものだ」と指摘しました。

また、この日に公表された発展計画によりますと、2016年、中国の経済総額は74兆元(約1228兆円)を上回りました。今年はさらに6.5%の増加が見込まれますが、これは昨年の6.7%増の総額を超えるもので、世界の主要国と比べても高めの成長スピードにあたります。また、2016年に実現した経済成長率6.7%を基礎に、今後4年間、1年当たりの平均成長率が6.5%前後を保っていけば、2020年の国内総生産(GDP)を2010年の2倍とするという目標を実現させることができるとしています。