王外相、THAAD配備の停止を韓国側に促す 印刷
2017年 3月 08日(水曜日) 20:19

王毅外相は8日午前、北京で「目下、中国と韓国の関係を妨げている最大の問題は、米国と韓国が韓国でも異論のある最新鋭迎撃システム『終末高高度防衛ミサイル(THAAD)』を配備することだ。中国は韓国側に対し、本当の危険の一歩手前で踏みとどまり、ミサイル配備を中止し、誤った道を歩み続けぬよう求めた」と述べました。

また、韓国の記者からの「今年の中韓関係はどう展望するのか?中国政府は中韓関係の発展にどのようなプランをもっているか?」との質問に対し、王外相は「今年は中韓国交樹立25周年に当たる重要な年だ。中国側はこの25年間、両国国民の努力の積み重ねによる成果を大事に考えている。韓国側にも、中国と共に、両国の互恵協力の大局を維持していってほしい」との考えを示しました。