露サンクトペテルブルクの地下鉄 ほぼ運行回復 印刷
2017年 4月 04日(火曜日) 18:53
ロシアのサンクトペテルブルク地下鉄は現地時間の3日夜、「爆発事件で影響を受けた地下鉄の運行は、センナヤ広場と工科大学駅の二駅を除いてほぼ回復した」と明らかにしました。ロシア国家対テロ委員会の最新の情報によりますと、爆発による犠牲者は11人、けが人は45人だということです。

3日夜、プーチン大統領は事件現場の工科大学駅を訪れ、花を手向けました。また、同日、国連のグテーレス事務総長と安全保障理事会は、それぞれ声明を出し、ロシア地下鉄爆発事件を強く非難しました。

また、ロシア最高検察庁はこの爆発事件をテロ事件だと断定しています。

さらに、ロシアの国営通信社タス通信の4日の報道によりますと、地下鉄爆発事件の容疑者の身元がほぼ確定し、中央アジア出身で、シリア過激派組織と関わりがあるということです。