水深3000m級海中ロボットの開発に成功 印刷
2017年 4月 11日(火曜日) 10:40
交通運輸省管轄の煙台サルベージ局は9日、水深3000m級の海中ロボットの試験運転を完了しました。これにより、中国は水深3000mにおける救助活動を展開できるようになりました。

このロボットの試験運転は今年3月初めにスタートし、約1カ月の間、陸地でのテストや船舶での組み立て、システムの調整などが進められてきました。4月8日夕方、海中での全テスト項目を終えたロボットが水面に浮上しました。

今後、海中ロボットが実用化されることで、煙台サルベージ局の国家海洋強国戦略および深海プロジェクトの開発に取り組む能力はさらに向上するとみられています。