李首相、「華龍1号」福清原発5号機の建設に指示 印刷
2017年 5月 29日(月曜日) 18:03
李克強首相はこのほど、第三世代原発「華龍1号」を導入した福建省福清原発5号機の建設について指示を出しました。その中で李首相は、「中国自主開発の第三世代原発『華龍1号』は『中国製造2025』を推進するうえでシンボル的なプロジェクトだ。この『華龍1号』を導入した福清原発5号機は、一次系統のドーム天井のクレーン組み立てを実現した。これは、重要な意義を持っている」としています。

李首相はさらに、「原子力発電所の建設と運営管理はいずれも、100%の安全を確保しなければならない。設計者と建設者は引き続き、匠の精神を発揚し、技術に磨きをかけ、厳格な管理で、品質と安全を確保することを前提とし、予定通りに生産を始めるよう期待する。また、『インターネット・プラス』、「衆創空間(ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム)などを利用して各方面の新しい資源を更に集中し原子力発電所の開発と製造のレベルを向上させていく。そして、国際市場に積極的に進出し、世界一流の原発ブランドを構築し、中国製造をハイレベルに進めるために努力するよう望んでいる」と述べました。