中国独自設計の実験項目 初めて国際宇宙ステーションへ 印刷
2017年 6月 05日(月曜日) 10:28

米スペースX社は3日、宇宙船「ドラゴン」を搭載した「ファルコン9」ロケットを発射しました。宇宙船が国際宇宙ステーションに補給物資と実験設備を送りこむのは、これが11回目となりますが、今回は中国オリジナルの実験プロジェクト資材が初搭載されたことが注目されています。

米航空宇宙局(NASA)のキャスリン・ハンブルトン報道官によりますと、宇宙船に搭載された中国の実験プロジェクトは、北京理工大学の鄧玉林教授の率いる研究チームが独自に設計したものであり、空間放射線被ばく及び微重力環境が抗原コード遺伝子の突然変異に及ぼす影響を研究するものです。