中国、パナマ共和国と国交樹立 印刷
2017年 6月 13日(火曜日) 18:37

王毅外相は13日に北京で、パナマ共和国のサインマロ副大統領兼外相と、両国外交関係を樹立する共同コミュニケに署名しました。

コミュニケは、「中華人民共和国とパナマ共和国は、両国民の利益と望みに応じて、コミュニケ署名の日から、互いに大使級外交関係を承認し、樹立する」と明らかにしました。そのうえで、「両国政府は、主権と領土の全てにおける相互尊重、相互不可侵、内政の相互不干渉、互恵平等、平和共存といった原則を踏まえて、友好関係を推し進めていくことを承認した」としています。

さらに、「パナマ共和国政府は中国が一つで、中国人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府であること、台湾は中国領土の分割できない一部であることを承認した。パナマ政府は本日から台湾と『外交関係』を断絶するとともに、今後いかなる政府間関係を持たず、いかなる政府間往来もしないと承諾した」とし、「中国はこの立場を歓迎する」と示されています。