習主席、アメリカのトランプ大統領と電話会談 印刷
2017年 7月 04日(火曜日) 00:00
習近平国家主席は3日午前、アメリカのトランプ大統領の招きに応じて、電話会談を行いました。双方は中米関係や間もなく開催されるG20サミットなどについて意見交換しました。

その中で、習主席は「別荘のマール・ア・ラーゴで会談して以来、中米関係は重要な成果を収めている。その一方、両国関係は一部マイナスの要素に影響されている。我々が一つの中国政策を堅持することについて、改めて表明している大統領の姿勢を非常に重視している。アメリカ側が確実に一つの中国という原則、中米間の三つの共同コミュニケに基づいて、台湾問題を適切に処理するよう希望する」と述べました。

これに対して、トランプ大統領は「米中両国には広範かつ共通した利益があり、アメリカ政府は一つの中国という政策を堅持していく立場を改めて表明したい。この立場に変わりはない」と強調した後、さらに、ドイツのハンブルクで開かれるG20サミットで重大かつ共に関心を寄せる問題について、他の国の首脳とともに建設的な討論を行いたいとの考えを示しました。

なお、電話会談で双方は、朝鮮半島の平和と安定などの問題についても話し合いました。(