北斗衛星測位システム計画、第3段階へ 印刷
2017年 7月 15日(土曜日) 14:47

衛星測位システム管理弁公室の責任者は、「中国は北斗測位システム第3ステップの計画を実行に移し、今年下半期、6基から8基の衛星を発射する予定だ」と発表しました。

北斗衛星測位システムは中国が自主開発した衛星ナビゲーションシステムで、米全地球測位システム(GPS)、露グロナス(GLONASS)衛星測位システムに次ぐ、第3の衛星測位システムです。

現在、北斗システムの衛星10数基が軌道上を運行しており、ユーザーに正確な位置情報サービスを提供しています。自動運転やシェア自転車サービスに用いられているほか、漁にも活用されています。

現在、北斗システムは全国300以上の都市にある各業種に情報を提供し、スマート・シティのインフラ施設を効果的に改善しています。

国際海事応用の許可を取得後、業務内容を広げ、移動通信分野において20項目以上の国際基準調整を完了しました。

5年前からアジア太平洋地域でのサービスを提供し始めており、2018年には「一帯一路」諸国をカバー、基礎サービスを提供し、2020年に全世界を網羅する計画です。

北斗システムは高速鉄道と原子力発電に次いで、3番目の中国のシンボルになると見られています。