中米経済協力一年計画策定 早期の成果を期待=外務次官 印刷
2017年 7月 21日(金曜日) 10:57

中米間の初の経済対話に出席した朱光耀外務次官は19日、ワシントンで「双方は、初の経済対話で中米経済協力一年計画について討議し、マクロ経済政策など四つの協力分野を確定した。一日も早い成果の獲得を期待し、両国の経済協力が前進できるよう確実に推進していきたい」と述べました。

朱次官は、中米間の初の経済対話終了後に行われた記者会見で「双方は、中米経済協力計画の百日計画の実行状況を振り返り、その進展を高く評価した。同時に、双方は経済協力の一年計画について話し合い、マクロ経済政策や貿易、投資、世界経済とグローバル経済ガバナンスなど四つの協力分野を策定した。双方の作業チームはこの対話の終了後、一年計画の準備作業を始めていく。一日も早く成果を獲得できるよう期待している」と語りました。

また、朱次官は、「双方は、中米貿易のアンバランスを解決していく方法として、米国が中国からの輸入を減少させていくのではなく、米国が中国への輸出を増やしていくべきとの考えで意見の一致をみた」と述べました。