印軍越境、中国国防省が警告 印刷
2017年 7月 24日(月曜日) 19:07

中国国防省の呉謙報道官は24日、インド軍の越境問題に触れ、「まぐれを期待し、現実的ではない幻想を抱くことのないよう、インド軍に注意したい。『山を揺り動かすことは容易だが、解放軍を揺り動かすことは難しい』」と警告しました。

呉謙報道官は、「6月中旬、中国側が洞朗地区で道路工事を実施していたところ、越境したインド軍に阻止された。洞朗地区は中国の領土であり、この地区で道路工事をすることは、中国の主権に適うもので、完全に正当で合法な行いである。インド側は公然と軍隊を派遣し、中印双方が認める国境線を越境している。これは、中国の主権をひどく損ない、国際法の基本準則に厳しく違反するものだ」と述べました。

さらに、「国の領土と主権を守る中国の決心と意志は、揺るぎのないものだ。中国はいかなる代価をも惜しまずに、自らの領土の保全と安全利益を守る。現地では国境警備隊が緊急対応をしており、今後、対策と訓練をさらに行うことになっている」と述べました。