米高官 朝鮮半島の非核化が米中両国の共同目標 印刷
2017年 8月 03日(木曜日) 18:43

米国のスーザンソーントン国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)は2日、「朝鮮核問題において、米中両国は共同の目標を持っている。つまり半島の非核化である。両国は、朝鮮核問題の解決においてより効果的な協力方法を模索している」と明らかにしました。

米国のティラーソン国務長官がまもなく東南アジア三ヵ国への訪問をはじめますが、それに先立って、スーザンソーントン国務次官補代行は、「朝鮮は、一途に核兵器を開発しようとするが、そのために払う代価のことを意識しなくてはならない」と指摘し、交渉のテーブルに戻るよう、朝鮮に呼びかけました。同時に、「米国は、現在朝鮮の行動からいかなる対話の意欲を見ることができない」と述べました。

なお、ティラーソン国務長官は5日から5日間の日程で、フィリピン、タイ、マレーシア三ヵ国を歴訪します。その間、米・東南アジア諸国連盟(ASEAN)外相会議、東アジアサミット外相会議、及びASEAN地域フォーラムなどに参加します。