中国イメージ宣伝ビデオ、今月米国で放映の見込み 印刷
2011年 1月 13日(木曜日) 18:58

中国国務院新聞弁公室が12日、『新京報』の取材に答え、「中国国家イメージ宣伝ビデオの人物編はすでに制作済みで、今月中に胡錦涛主席がアメリカを訪問する時に放映する可能性がある」と明らかにしました。

中国共産党中央対外宣伝弁公室•中国国務院新聞弁公室の王仲偉副主任によりますと、「中国国家イメージ宣伝ビデオは二つの部分に分けられる。一つは角度編で、もう一つは人物編である。現在、人物編はすでに制作済みである」と紹介しました。

王仲偉副主任は、「人物編には30秒と1分間の二つのバージョンがある。楊利偉、姚明(ヤオ・ミン)などの各分野の優れた代表と普通の人が登場し、立体の中国を描いている。また、12分間の長さの角度編は制作中のため、近日中の放送はされない」と述べました。

現在の構想によりますと、完成済みの人物編は今月、胡錦涛主席のアメリカ訪問時に合わせて、まずアメリカで放映する予定です。この人物編はアメリカのタイムズ・スクウェアおよびテレビ局などで放映されます。その後、中国国務院新聞弁公室はこの2つの宣伝ビデオを次々とヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東などの地域で放送し、世界に中国の国家イメージを宣伝し、世界に中国を紹介します。

伝統的なメディアのほかに、中国国務院新聞弁公室は全世界各地域のインターネットなどのニューメディアで中国国家イメージ宣伝ビデオを放送します。放送ビデオの費用について、王仲偉副主任は、「中国国家イメージ宣伝ビデオの制作と配布の部分では、中国は撮影と制作に対して費用を負担した。配布などの部分は完全に商業運営を主体としており、専門の会社によって運営される」と話しました。