スペイン・バルセロナでテロ襲撃、13人死亡 印刷
2017年 8月 18日(金曜日) 20:29

スペインのカタルーニャ自治政府によりますと、バルセロナの繁華街で現地時間17日、歩道に貨物車が突っ込み、次々と通行人をはねるテロ事件が発生し、少なくとも13人が死亡、80人が負傷し、うち15人が重傷だということです。

地元警察は、テロ襲撃と断定し、テロに関する調査を始めました。カタルーニャ自治政府の発表では、警察は容疑者2人を逮捕したということです。

一方、バルセロナの交通検問所では、車が警察官2人をはねた後、逃走する事件が発生しました。カタルーニャ警察によりますと、車の運転手はバルセロナ市外で拘束されましたが、2つの事件の関連性はまだ確認されていないということです。

スペインのラホイ首相やスペイン皇室はそれぞれ事件を非難し、「自由を愛する市民が、テロリストに屈することは決してない」とツイッターで表明しています。

また、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。