中欧・中亜貨物列車がアモイを出発 「一帯一路」の物流経路に 印刷
2017年 8月 21日(月曜日) 16:44

中国と欧州を結ぶ「中欧定期貨物列車」と中国と中央アジアを結ぶ「中亜定期貨物列車」は、福建自由貿易試験区アモイエリアを始発点とする福建省唯一のユーラシア大陸をストレートに貫く物流ルートであり、中国初の陸路における「セーフティスマート貿易」(中国欧州セーフティスマートルートテスト計画)路線となります。両路線は2015年8月16日に開通、中国で運行される最も良質な定期列車として知られています。

統計によりますと、2017年8月15日現在、アモイを出発した「中欧定期貨物列車」と「中亜定期貨物列車」は52編成、40フィートコンテナで1568両に達しており、輸送された貨物は機械や電力設備、軽工業製品、衣料品、靴、帽子などが含まれます。

また、これにより、アモイから出発する国際貨物列車の定期線路はアモイとハンブルグを結ぶ「中欧定期貨物列車」、アモイとモスクワを結ぶ「中欧定期貨物列車」、アモイとアルマトイを結ぶ「中亜定期貨物列車」という三線路に拡大されたことになります。