中国、新開発銀行に400万ドルを寄贈 印刷
2017年 9月 06日(水曜日) 00:00

4日、BRICS首脳会合が開かれているアモイで、新開発銀行におけるプロジェクトへの拠出金の寄贈式が行われました。中国財政省の史耀斌次官と、新開発銀行のカマート総裁が、中国による400万ドルの寄贈協定に調印しています。

カマート総裁は、「中国は最初にこの事業に出資した初期メンバーだ。この基金で銀行業務の実施によりよい環境が整うだろう。今後、事業の実行性に関する研究、国と国のパートナー関係の構築、事業の実施期間に関する研究に役立つ」と述べています。

また、新開発銀行は、これまでに11の分野で総額30億ドルに及ぶ融資を行っています。これらは主に、太陽光発電、風力発電、小型水力発電、クリーンエネルギーの輸送網などといった持続可能な事業に利用されています。融資額は、来年の末には80億ドルに達すると見込まれています。

最終更新 2017年 9月 07日(木曜日) 00:17