次世代人工知能チップ「カンブリア紀」登場 印刷
2017年 11月 07日(火曜日) 23:04
数億年の昔である古生代カンブリア紀には、突如として無脊椎動物の「門」が出そろった「カンブリア爆発」と呼ばれた時代がありました。その「カンブリア紀」が今日の世界で再度脚光を浴び、人工知能チップの名称に使われることになりました。これは開発者が「人工知能が大爆発の時代を迎える」との思いをこめて命名したものとのことです。

中国科学院がインキュベートしたカンブリコン社が6日、次世代人工知能チップ「カンブリコン」を発表しました。このチップは画像認識、セーフティーモニター、スマートドライブ、ドローン、音声認識、NLPなどの重点分野をカバーし、向こう3年間における中国のハイスペックスマートチップ市場で30%ほどのシェアを持つことが見込まれています。