中央アジア諸国から輸入した天然ガスが2000億㎥突破 印刷
2017年 11月 30日(木曜日) 23:45
中央アジア天然ガス・パイプラインは、中央アジアの国々と中国をつなぐエネルギー通路であり、中国のエネルギー供給と国家のエネルギー構造のモデルチェンジにとって戦略的な意義を持っています。

中国石油天然ガスグループは、「29日午後3時までに、中央アジア天然ガス・パイプラインを通じて、中国が輸入した天然ガスは2000億立方メートルにも上った」と明らかにしました。

この2000億立方メートルの天然ガスは主に、トルクメニスタンとウズベキスタンから輸送されたものです。これらの天然ガスは2.84億トンに上る二酸化炭素と440万トンに上る二酸化硫黄の排出を減らすことができると中国の環境保全に大きな役割を果たしています。

なお、中央アジア天然ガス・パイプラインはウズベキスタン、カザフスタンを経由し中国新疆ウイグル自治区に到達し、年間輸送量は550億立方メートルに達し、中国の天然ガス消費量の15%を占めています。