銀行カードの発行・使用枚数が65億を突破:人民銀 印刷
2017年 12月 19日(火曜日) 18:25
中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した報告によりますと、中国の銀行による銀行カードの発行数は増えつつあるということです。2017年第3四半期に全国の銀行カードの発行枚数は65億1800万枚に達し、前年同期より8.35%、第2四半期より2.69%それぞれ増えていることが分かりました。

また、この報告によりますと、第3四半期末までのデビットカードの発行枚数は59億6600万枚で、前年同期より8.1%増え、クレジットカードとデビットカードの一体型カードの発行枚数は5億5200万枚で、前年同期より11.18%増えているということです。全国の一人当たりの銀行カード保有枚数は4.71枚でクレジットカードの保有枚数は0.36枚になっています。

第3四半期末の時点での、銀行カードの浸透率は48.81%で、第2四半期より0.11ポイント増えました。銀行カードの浸透率とは不動産や、高額の卸売などの取引を除いて、銀行カードによる消費金額が社会消費財小売総額に占める割合のことです。