中国、今年は海洋観測衛星3台を打ち上げ 印刷
2018年 1月 22日(月曜日) 20:31

「科学技術日報」によりますと、国家海洋局の王宏局長は21日に開かれた全国海洋活動会議で、今年の主な取り組み内容について発表しました。「海洋調査やサポート体制のレベルアップに取り組み、国家海洋調査船チームの構成を改める。また南海中南部の標準断面調査を開始し、海洋衛星3台を打ち上げ、海洋観測衛星の地上基地とデータ発信センターを建設し、衛星の利用やグローバルデータのシェアリングを展開していく」と明らかにしました。

王局長はまた、「海洋の革新的発展能力を高めていく。基礎科学研究を強化するとともに、これまでのイノベーション能力や応用レベルを高め、科学技術決定諮問委員会を設立する。そして国の重要なプロジェクトや研究開発計画、エネルギー開発を実施し、海洋環境の安全確保、深海の開発、海水・海洋エネルギーの開発利用などといった分野で新たな技術的進展を目指す」と説明しました。