中国中央銀行、本年初の利上げ 印刷
2011年 2月 08日(火曜日) 23:34
中国の中央銀行である中国人民銀行は8日、9日から金融機関の1年ものの預金と貸出基準金利を0.25ポイントを引き上げ、その他の期間の預金と貸出基準利率も相応の調整を行なっていくと発表しました。

今回の利上げにより、一年もの預金の金利は3%、貸出の利率は6.05%になります。中国の中央銀行が年が明けてから初めて実施した利上げで、2010年以降では三回目の利上げになります。

アナリストは、中国の中央銀行が旧暦新年が明けてから利上げに踏み切った狙いは、現在の見逃せないインフレ圧力への対応だと受け止めています。