青島市とASEANとの貿易額、5割以上増加 印刷
2011年 2月 15日(火曜日) 19:52

東部山東省にある青島市の商務局が14日発表したところによりますと、去年、青島市とASEAN・東南アジア諸国連合との貿易額は急速に増え、多くの項目で増加額は5割を以上となりました。

これは中国ASEAN自由貿易エリアの発足後実施された関税の減免が貿易量の大幅な増加につながったことによるものだと見られています。

統計によりますと、去年、青島市とASEANとの貿易額は59.95億ドルに達し、去年同期より51.4%増加し、これは青島市と海外との貿易額の10.7%を占めます。特にタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアは青島市の主な貿易バートナーとなっています。

去年、青島市はASEAN諸国に機械設備、家電製品と電子製品、輸送道具、野菜、アパレルといった5種類の商品を輸出し、ASEANからは天然ゴムを輸入しています。