中国のパンダ2頭、21日に上野動物園に 印刷
2011年 2月 18日(金曜日) 10:31

日本の「朝日新聞」によりますと、東京の上野動物園が中国から借り受ける2頭のパンダが、21日に上野動物園に到着します。上野動物園では、2008年4月に「陵陵(リンリン)」が死んでからパンダが不在であり、今回、およそ3年ぶりにパンダを迎えることになりました。

この2頭のパンダはともに5歳で、雄の「比力(ビーリー)」と雌の「仙女(シエンニュ)」です。朝日新聞の記事では、雄は活発で食欲旺盛、雌は白黒の模様がはっきりした「丸顔美人」だということです。

パンダは21日未明に中国四川省のパンダ保護研究センターを出発します。上海を経由して午後9時ごろ成田空港に到着し、同日深夜に上野動物園に運ばれる予定です。新しい環境に慣らした後、3月下旬に公開される見通しです。

パンダの借り受け期間は10年間で、中国側には保護協力資金として年間95万ドルが支払われるということです。