中国企業は国際市場の変化に対応すべき 印刷
2018年 8月 31日(金曜日) 09:55

この数カ月で米政府は保護貿易主義を強め、中国からの500億ドル相当の輸入品に高額関税を追加しています。これを受けて、江蘇省にあるスメックグループ有限公司(SUMEC)の責任者は「貿易環境が変化し、問題に直面している中、中国企業は有効的な措置を採択し、損失を減少させ、危機を乗り越えて発展していくべきだ」と述べました。

スメックグループは大規模な機械工業製造の外国貿易企業で、貿易とサービス、プロジェクト受託、投資・開発の三大分野に注力しています。米国が中国の輸入商品に関税を追加する措置に対して、スメックグループは米国の顧客との交流を強める一方、産業配置を最適化し、海外の新興市場を開拓しています。

スメックグループ財務課の趙建国課長は「国内消費のグレードアップの勢いが明らかになり、国内市場の拡大に伴って、会社は輸入を拡大し国内貿易の割合を増やして、多元的な発展を追い求めている。また、企業自身が強くならなければならない。そうすることで、いかなるリスクにも対応できるようになる」と示しました。