1月から9月までの外資誘致は安定的に成長=商務部 印刷
2018年 10月 19日(金曜日) 10:10

商務部が18日に発表した統計によりますと、今年1月から9月までの期間における中国の外資利用額は6367億元(日本円で約10兆3200億円)に上り、前年同期比で2.9%増加したということです。また、新規に登記された外資系投資企業は前年同期比で95.1%増加しました。

商務部の高峰報道官は、「今年9月までの外資利用額は安定的に成長し、新規登記企業の数も伸びをみせた。外資利用による産業構造と地域内配置の最適化が進んでおり、特にハイテク製造業の伸び幅は目覚ましい」としました。

統計によりますと、主な投資元となる国家と地域のうち、韓国や日本、イギリスなどは依然比較的速めの増加スピードを保っており、米国は前年同期比で6.7%、東南アジア諸国連合(ASEAN)は16.5%、「一帯一路」関連国家は14.9%の増加を見せています。高報道官は、「フリートレードテストゾーンは依然として、外資誘致の面でリード役を果たしている。そのうち、天津市と福建省のフリートレードテストゾーンの外資利用額は前年同期比でそれぞれ44.2%と167.9%増加した」と述べました。

最終更新 2018年 10月 19日(金曜日) 10:10