円明園の文化財、返還後初の一般公開始まる 印刷
2019年 1月 30日(水曜日) 09:57

图片默认标题_fororder_y33

「虎鎣:新時代・新運命」をテーマとした特別展が29日、中国国家博物館でオープンしました。円明園の文化財である青銅器の「虎鎣」が返還されてから初めて一般公開されています。

图片默认标题_fororder_y3

資料によりますと、「虎鎣」はもともと清の皇室が保存し、円明園にありましたが、1860年に英国の士官に奪われ、その後一族で代々保管されていました。しかし去年3月、英国でオークションに出されるという情報が流れ、これを受け国家文物局は取り戻すための準備を進めました。こうした各方面の努力により、去年11月23日に無事北京に戻されました。

専門家の鑑定によりますと、「虎鎣」は、西周時代(紀元前1066~前771年)後半のもので、歴史や科学的、芸術的に貴重な価値があるとのことです。

一般公開は無料で、1ヵ月間行われる予定です。