中国、UHD映像産業関連標準を発表 印刷
2019年 3月 14日(木曜日) 09:42

工業情報化部は12日、中国の超高精細(UHD)対応の映像産業連盟規格に関する「超高精細(UHD)テレビ機測量方法」などの4つの連盟標準の制定が完成したことを明らかにしました。また、次のステップは超高精細(UHD)映像の標準体型枠組みを完備させ、コンテンツ、配信、端末などにおいて重点的に需要が高い基準の制定作業を加速させると示しました。

中国情報通信研究院情報化工業融合研究所のエンジニア宮政氏は、「現在市場にあるテレビの60%以上が4Kテレビだが、全てが超高精細テレビの基準を満たしているわけではない。家庭内の無線通信ネットワークもユーザー体験を妨げる1つのボトルネックだ。今後、連盟はより多くの標準規格を公表し、コンセンサスの形成を加速させて、超高精細映像産業の迅速かつ協調のとれた発展を推し進める」と述べました。

今年3月、工業情報化部など3つの関連部門は、『超高精細映像産業発展行動計画(2019-2022年)』を合同で発表しました。計画では、2022年までに産業規模が4兆元を超えるとし、標準を先に制定する方針を堅持して、関連産業の総合標準化体系を作成するとしています。