習主席、ドイツのメルケル首相とパリで会談 印刷
2019年 3月 27日(水曜日) 09:22

フランスのパリを訪問中の習近平国家主席は現地時間26日、グローバルガバナンスに関するフォーラムの閉幕式に出席したドイツのメルケル首相と会談しました。

その中で、習主席は両国関係のさらなる発展に対する3つの期待として、「一つ目に、中国とドイツの協力強化により、世界に協力・ウィンウィンの関係の模範を樹立すること。二つ目に、中国とヨーロッパの協力をリードすることにより、世界により安定した要素を加えること。三つ目に、グローバルガバナンスを推進することにより、多角主義を維持すること」との意見を示しました。

それに対し、メルケル首相は「ドイツは中国の開放拡大によりもたらされる市場のチャンスを着実に生かすとともに、中国企業のドイツ進出に対しては、公正で良好な市場環境を提供したい。ドイツは中国とヨーロッパとの協力関係を推進し、ヨーロッパと中国が手を携えて多角主義を維持していくことを支持する」との姿勢を示しました。