上海、中国初の5Gテスト都市に 印刷
2019年 4月 01日(月曜日) 20:59

世界で初めての行政エリア用5G(第 5 世代移動通信システム)ネットワークが昨日、上海市虹口区で完成し、試験運用が始まりました。この日、虹口区で開かれたスタート式では、携帯電話による初めての5G通話のデモンストレーションなどが行われました。

現在、虹口区には5G基地局が228カ所建設されており、固定回線のブロードバンドネットワークと5Gネットワークで全エリアをカバーしています。これにより、ギガバイト毎秒クラスの通信網でカバーされる世界初のエリアとなりました。

上海は年内に1万カ所の5G基地局を完成させ、複数の5G建設応用モデルエリアと応用研究開発イノベーション拠点を建設して、5G応用モデル展示ホールを設立する予定です。2021年までに上海市の5G基地局の数は3万カ所に上り、5Gネットワークのさらなるカバーを実現することになります。