人民元紙幣の毛沢東主席を描いた画家・劉文西氏が死去 印刷
2019年 7月 09日(火曜日) 09:55

西安美術学院は、中国黄土画派の代表人物で、現在流通している人民元の紙幣に印刷された毛沢東主席を描いた劉文西氏が、7日に86歳で亡くなったと発表しました。

劉氏は、数多くの毛沢東主席に関する作品を手がけており、現在流通している5元札、10元札、50元札、100元札の絵の作者でもあることから、「15億人が見ている画家」と呼ばれていました。

また、劉氏が力を入れた黄土画派とは、黄色い大地に生まれ、発展し、輝いた絵画の技巧で、大胆で前向きな理想・現実主義を描いています。

劉氏の作品には、「毛主席と羊飼い」、「一堂に団欒」、「祖父母と孫の四世帯」、「黄土の情」などがあります。