<輸入博>日本通運「パートナー作りとビジネスチャンスに期待」 印刷
2019年 11月 08日(金曜日) 20:28

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上海で開催中の第2回中国国際輸入博覧会には、日本から364社の企業が参加しています。総合物流事業者の日本通運は第1回から引き続き出展し、今年の展示面積は昨年の実に4倍となりました。

日本通運国際物流(中国)有限公司の滝口雅俊マネージャーはインタビューを受けた際、「昨年から、『一帯一路』の中欧鉄道を利用することで、新たなサービスを提供できるようになった。これは、日本通運の業務展開における方向性であり、今回の輸入博に参加するテーマの一つでもある」と紹介しました。

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滝口マネージャーはまた、輸入博でつながった成果について、「昨年の出展では2000人を超える来客があり、その中から新たな案件の相談が進んでいる。中国のクライアントだけでなく、『一帯一路』沿線国家の企業や、政府関係者との交流もできた。新たな顧客層の獲得、協力関係の締結、パートナー作りという面で、大きな成果を収めたと考えている。今後は中国のお客様にもっと日本通運を知ってもらい、さらにビジネスを広げて、業務を前へ進めて行けるよう期待している」と強調しました。

日本通運は2018年末から、中国・欧州定期貨物列車「中欧班列(チャイナ・レールウェイ・エクスプレス)」を活用した国際鉄道輸送サービス「Eurasia Train Direct(ユーラシアトレインダイレクト)」を始めています。欧州を目的地とするものとしては、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた日本・欧州間の複合一貫輸送サービス「Eurasia Train Direct(Sea & Rail)」と、航空輸送と鉄道輸送を組み合わせた「Eurasia Train Direct(Air & Rail)」サービスを展開しています。初期は中国人向けの展開を行っていましたが、今年からは日本や東南アジアにも提供を始めたということです。