多くの国が中国のワクチン試験への参加を表明 印刷
2020年 9月 09日(水曜日) 10:20

中国生物技術股份有限公司(CNBG)が開発した新型コロナウイルスワクチンの臨床試験をめぐり、多くの国が参加する意向を表明しています。

中でも、セルビアは、CNBGの武漢支社と北京支社がそれぞれ開発した2つのワクチンの臨床試験に、パキスタンは、北京支社が開発したワクチンの第3相臨床試験(フェーズ3)に参加し、その安全性や有効性を検証することになっています。

これに先立ち、フェーズ3の試験にアラブ首長国連邦、バーレーン、ペルー、アルゼンチンなど約10カ国から5万人が参加する予定となっています。CNBGによりますと、同社のワクチン生産能力は年間10億本で、現在海外の国々によるワクチンの発注意向は計5億本に上っているということです。

最終更新 2020年 9月 09日(水曜日) 10:20