米国務次官の台湾訪問に「断固反対」=外交部 印刷
2020年 9月 17日(木曜日) 23:32

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米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が間もなく台湾を訪問することを受けて、外交部の汪文斌報道官は17日北京で開かれた定例記者会見で、「中国は断固としてこれに反対し、米国側に厳正な申し入れを行った。中国は状況の発展に応じて、必要な措置を講じる」と示しました。

報道によりますと、米国務院はクラック国務次官が19日に李登輝氏の告別追悼式に参列するために台湾を訪問すると発表しました。これに関する記者からの質問に対して、汪報道官は「中国は米国政府と台湾とのいかなる公式往来にも反対する。この立場は一貫しており、明確である。米国側が国務次官の台湾訪問に固執するのは、『一つの中国』原則および中米間の三つのコミュニケへの深刻な違反であり、台湾独立勢力の気焔を助長し、中米関係や台湾海峡両岸の平和と安定を破壊するものである。米国に対し、台湾問題の高度な敏感性を十分に認識し、台湾との公式往来を直ちに停止し、台湾問題を慎重に対応するよう求める」と強調しました。