IAEA、日本の原発汚染水海洋放出作業グループに中国を招く=外交部 印刷
2021年 4月 26日(月曜日) 20:49

国際原子力機関(IAEA)は日本の福島原発汚染水海洋放出作業グループの編成を進行中で、韓国はIAEAが韓国の作業グループ参加決定を確認したと表明しました。これを受けて、外交部の汪文斌報道官は26日の定例記者会見で、IAEAが中国の専門家を作業グループに招く方針を確認したと明らかにしました。

汪報道官は、「日本の福島原発事故は世界で発生した最も深刻な事故の一つである。日本政府は国内外の質疑と反対を顧みず、安全な処理手段を尽くさず、全面的に関連情報を公開していない。周辺国や国際社会と十分な協議をしない状況で、一方的に福島原発事故汚染水の海洋放出を決定したが、日本周辺国の切実な利益を著しく損なうだけでなく、世界の海洋環境と国際上の公衆衛生および健康の安全をも脅かす。中国は重要な利害関係国として、日本の極めて無責任なやり方に注視するのは当然のことだ」と強調しました。