中米は対話を通じて平和共存ないし互恵ウィンウィンの道を見いだすべき=外交部 印刷
2021年 7月 27日(火曜日) 21:04

外交部の趙立堅報道官は27日の定例記者会見で中米関係の行方についての質問に、「中米関係はどちらの方向に進むかの選択を迫られている。中国の態度は明確で、双方は対話を通じて異なる制度、異なる文化、異なる発展段階の両国の平和共存ないしは互恵ウィンウィンの道を見いだすべきだ」と答えました。

25日から26日にかけて、シャーマン米国務副長官が訪中し、王毅国務委員兼外交部長らと会談しました。

趙報道官は会談の状況について、「中米双方は深く突っ込んで話し合い、相互の理解を深めた。双方はいずれも互いの意思疎通を保つことが非常に重要であり、より多くの虚心坦懐な対話を展開する必要があると考えている。中国は米国に客観的で正しい対中認識を確立し、理性的で実務的な対中政策に戻るよう促している」と説明しました。

趙報道官はまた、「われわれは中米両国が共に歩み寄り、相互に尊重し、公平に競争し、平和的に共存することを選択するよう希望している。健全で安定した中米関係は両国にとって好ましいことであり、世界にとっても福音だ」と述べました。