台湾への新たな武器売却を撤回するよう米国を促す=外交部 印刷
2022年 6月 13日(月曜日) 11:02
外交部の趙立堅報道官は9日の定例記者会見で、米国の台湾への新たな武器売却について、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国領土の不可分の一部である。中国側は国交を持つ国が台湾と公的な往来をすることに断固として反対している。関係国は『一つの中国 』の原則を厳守すべきであり、『台湾独立』の分裂勢力に誤ったシグナルを送ってはならない」と述べた上で、「米国の台湾への武器売却は『一つの中国』と中米間の3つの共同コミュニケ、特に『八・一七コミュニケ』の定めに反する。(武器売却は)中国の安全保障上の利益を損ね、中米関係と台湾海峡の平和と安定を損ねるものだ。中国は断固として反対し、強く非難する。米国は『一つの中国』の原則と3つの共同コミュニケの規定を厳守すべきである。米国に対して、台湾への武器売却を撤回し、台湾との軍事的連携を停止するよう促す」と述べました。