ウクライナ問題 中国は平和と正義の側に立つ=外交部 印刷
2022年 6月 17日(金曜日) 11:07

外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、米国務院報道官の「ロシア側に立つ国は、歴史の誤った側に立つことになる」との発言に反論し、「中国は常に、ウクライナ問題の歴史的経緯と是非曲直から出発し、独立自主の立場で判断を下し、常に平和と正義の側に立っている」と強調しました。

汪報道官は、「米国は約束を破り、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を推進し続け、欧州を再び衝突と対立に陥れた。その時中国は、共同、包括、協力、持続可能な安全保障理念を積極的に提唱し、バランスのとれた、効果的かつ持続可能な欧州安全保障システムの構築を呼びかけた。米国は、ウクライナ人が最後の1人となるまで戦うと騒ぎ立て、紛争の火に油を注いでいる。その時中国は、交渉による解決を促した。米国による極端な制裁と圧力で、危機の影響は日々拡大しているが、中国は世界経済を政治化、道具化、武器化することに断固反対している。誰が正しい側に立っているのか、世界は知っているだろう」と述べました。