外交部 ビザ発給要件の緩和を継続すると表明 印刷
2023年 12月 05日(火曜日) 22:27

中国は12月1日からフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国に対し、一方的な入国ビザ免除措置を実施しています。外交部の汪文斌報道官はこれについて5日の定例記者会見で、「ビザ免除政策の実施は前向きな成果を収めている。中国外交部は今後も引き続きビザ発給要件の緩和政策を実施していく」と述べました。

国家移民管理局の統計によると、1日から3日までの間、関係国からの入国者数は増え続けており、上記の6カ国から延べ1万8000近くが入国し、1日当たりの入国者数は11月30日より39%増となっています。そのうちの延べ約7000人はビザなしで中国を訪問しており、6カ国からの入国者数全体の39%を占めているということです。

汪報道官はこれについて、「一方的なビザ免除政策が6カ国の国民に確かな便宜をもたらしていることを十分に示している。外交部は今後も引き続きビザ発給要件を緩和し、積極的に有利な条件を作り出して、中国と諸外国の人的交流により多くの便宜を提供していく」と述べました。