外務省、東アジアサミット拡大について各方面と協調一致 印刷
2010年 7月 22日(木曜日) 14:59

中国外務省の秦剛報道官は21日、東アジアサミット拡大について記者の質問に答え、「中国はASEAN(東南アジア諸国連合)の共通の認識事項を尊重し、関係各方面と話し合った上で、協調の一致を図りたい」と語りました。

報道によりますと、ASEAN外相会議では、東アジアサミット拡大について討議され、ロシアとアメリカの加盟が討議されたということです。この件はASEANと中日韓との外相会議、東アジアサミット非公式外相会議で、ASEAN側から関係各方面に通報されています。

これを受けて秦剛報道官は、「中国は東アジア諸国の協力が開放的かつ包容的なものであるべきだと一貫して主張している。地域の枠組み構造 の変化は東アジアの平和、発展、協力と繁栄を促し、東アジア諸国の多様性に見合ったものでなくてはならず、地域協力メカニズムの相互補完性を生かし、共同 の発展を求めるべきだ。地域の枠組み構造がいくら変化しても、ASEANは主導的な役割を果たすべきだ」と語りました。(07/22 翻訳者:Lin)