禹跡山大仏の補強工事が完了 印刷
2010年 8月 02日(月曜日) 15:30

禹跡山大仏の震災後補強工事が7月末に完了し、中国の石造彫刻仏像の一つである禹跡山大仏が復元されました。

禹跡山大仏は四川省南部にある唐の末に作られたもので、その高さは16.81メートルに達します。

ここ数年、様々な自然的な要因や人的破壊、特に四川大地震による損害により、禹跡山大仏の本体は、風化や粉末化、微生物浸食、塗料の剥離などの劣化が見られていました。

震災後、技術者と文化財保護専門家が3ヶ月かけて、仏像の全面修復やダメージ処理、補強、風化防止処理などを行い、本来の姿を取り戻しました。(翻訳:ZHL)